宇治川付近の植生 Part1 (2021年4月25日)
調査地
宇治川周辺と鴨川周辺
植生
カキノキ
カキノキ科カキノキ属
葉は互生し、葉表は光沢が強くしばしば少し反る
樹皮は網目状に裂ける
ハクモクレン
葉先が特に幅広く丸くなる
葉先は顕著に短く突き出
花は重量感があり、大きい
樹皮は白っぽく平滑
ザクロ
ミソハギ科ザクロ属
葉は対生全縁で、細長く光沢が強い
短枝には束生することが多い
枝先はしばしば棘になる
樹皮は剥がれ、時にねじれる
ロウバイ
葉は対生する、大型葉で対生するものはめずらしい
表面はよくざらつく
花は強い芳香があり、実は巾着袋のようなユニークな形
樹皮は灰褐色で皮目がある
クチナシ
アカネ科クチナシ属
葉は対生、時に三輪生する
側脈がよく目立ち、側脈間の膨みがよく目立つものが多い
花は白色で香りが強い
サトザクラ
バラ科サクラ属
ピラカンサ(タチバナモドキ)
バラ科トキワサンザシ属
葉は互生で束生し、葉裏に白い綿毛が密生する
葉先は尖らず、基本全縁だが時に微細な鋸歯がある
ピラカンサとはトキワサンザシ属の総称であり、他にカザンデマリとトキワサンザシがある
カザンデマリは比較的細長く細かい鋸歯があり、トキワサンザシは比較的幅広く細かい鋸歯がある
サルスベリ
葉は互生するが、しばしば対生に見える
葉柄はほとんどなく、葉脈は湾曲して葉先に向かう
写真に写っているのは実で、昨年の11月頃に成ったものの残り
ハリエンジュ(別名:ニセアカシア)
マメ科ハリエンジュ属
葉は互生し、葉先が凹む
基部の枝に胃痛委の棘があるのも特徴
花は房になりぶら下がる
樹皮は縦にやや深く裂ける
ヤマモモ
ヤマモモ科ヤマモモ属
葉は互生で、枝先に集まってつく
樹皮は白っぽく、縦じまがある
タイサンボク
葉は互生し、裏は毛が密生し、赤茶~金色に見える
日本で見られる木では最大級の花をつける
感想
東山の植生 Part1(2021年4月19日,26日)
調査地
銀閣寺から大文字山に入り、如意ヶ岳を踏んで、比叡平を通って比叡山に登り、修学院に下りた。
植生
ネズミモチ
モクセイ科イボタノキ属
葉は対生し、全縁
側脈がほとんど見えない
樹皮は灰白色で皮目がある
ツバキと似ているが、ツバキの葉には鋸歯があり樹皮は灰白色で平滑である
サカキとも似ているが、サカキの葉は互生する
ウツギ
アジサイ科ウツギ属
葉は対生し、かすかな波状の鋸歯があり、鋸歯の間から針状の突起がでる
葉表、葉柄などに星状毛があり、葉はざらつく
特徴的な実をつける
茎が中空であることから空木(ウツギ)と名がついた
コアカソ
イラクサ科ヤブマオ属
葉は対生し、ひし形で三角形の鋸歯が目立つ
葉柄が赤くなる
リョウブ
リョウブ科リョウブ属
葉は互生し、枝先で集まってつく
鋸歯は細かい単鋸歯では全体にある
主脈が赤みを帯びることが多い
樹皮はうろこ状に剝がれ、褐色や淡い橙色、灰白色などの斑になる
ヒサカキ
サカキ科ヒサカキ属
葉全体に細かい鋸歯があり、枝先に人の爪のような冬芽をつける
アラカシ
ブナ科コナラ属
葉は互生し、葉先半分に粗い鋸歯がある
若葉は赤みを帯びることもあれば、普通に緑色の時もある
ネジキ
ツツジ科ネジキ属
葉は互生し、全縁で縁が不規則に波打つ
花は白くスズランに似る
タカノツメ
ウコギ科タカノツメ属
葉は互生し、気づかないくらい小さな鋸歯を持つ
身近で観察できるもので三出複葉で高木になるものは、タカノツメの他にミツデカエデやメグスリノキくらい
コバノミツバツツジ
西日本のツツジの代表種
葉裏は網脈の網目が目立ち、全縁に見えるが葉先に微鋸歯がある
株立ち樹形(幹が3本以上)になる
ウリハダカエデ
ムクロジ科カエデ属
葉は対生で、五角形状の広い葉
若木の樹皮がウリに似ている(1,2枚目)
成木では灰白色になり縦に浅く裂ける(3,4枚目)
葉がよく似るホソエカエデと違う点として、葉裏の脈腋に褐色の毛があることがある
葉は薄黄色で総状にぶら下がる
ソヨゴ
モチノキ科モチノキ属
葉は互生で、中央の主脈がよく目立ち、葉縁が波打つ
樹皮は灰白色平滑で、皮目が縦につながる
コバノガマズミ
ガマズミ科ガマズミ属
葉は対生で、鋸歯があり、葉面に毛が多く光沢はない
両面に毛が多く、ふわっとした触覚
ツブラジイ
ブナ科シイ属
葉は互生し、樹皮は平滑で裂けない
スダジイと似るが、スダジイは樹皮が裂け、枝が少し太く、実が円形ではなく楕円形で、葉裏が光沢のある褐色になるという違いがある
イヌツゲ
モチノキ科モチノキ属
葉は互生し、小さな楕円形で低い鋸歯がある
葉先が丸い葉が多い
ナワシログミ
グミ科グミ属
葉は互生し、鋸歯があるように見えるが全縁
葉縁が強く波打ち、葉裏は白っぽく光沢がない
ウラジロガシに似ているが、鋸歯の有無で見分けられる
ウラジロガシ
ブナ科コナラ属
葉は互生し、鋸歯はシラカシより鋭く、葉縁や葉面がよく波打つ
葉裏は粉白色
コナラ
ブナ科コナラ属
先寄りで幅が最大になる長いひし形状で鋸歯が粗い
ミズナラと比べて葉柄が長い
樹皮は縦に裂ける
ヤマザクラ
バラ科サクラ属
葉は互生し、葉先は尾状に長く伸びる
樹皮は横筋が目立つ
クロモジ
クスノキ科クロモジ属
葉は互生し、楕円形で枝先に集まってつく
枝は緑色で黒い汚れのような模様が入る
枝と葉は折るとさわやかな芳香がある
モチツツジ
葉は互生し、両面に毛があり触るとふさふさして粘る
アカガシ
ブナ科コナラ属
葉は互生し、全縁で葉柄が3㎝程あり長い
枝先に集まってつく
ヤマブキ
バラ科ヤマブキ属
葉は互生し、葉先が長く伸び、鋭い重鋸歯をもつ
ムクノキと葉が似るが、ムクノキの鋸歯は単鋸歯で角ばった山型である
花が八重咲する品種はヤエヤマブキ
ユズリハ
葉は互生し、大きな葉がやや垂れてつく
葉柄は普通赤く色づく
ヒメユズリハと比べて、葉裏の葉脈の網目が大きく、葉柄も太い
コツクバネウツギ
スイカズラ科ツクバネウツギ属
葉は対生し、鋸歯は低いか全縁
シロダモ
クスノキ科シロダモ属
葉は互生し、大型で枝先に集まってつく
葉柄が長く、金色の毛が多少ある
基部の側脈が長く伸びて目立つ
ウスノキ
ツツジ科スノキ属
葉は互生し、変異するものが多い
テンナンショウ属
カルミア
葉は互生し、アセビによく似た樹形で枝先に葉が垂れ気味に集まってつく
ヒメヤシャブシ
カバノキ科ハンノキ属
側脈は17~28対と多い
クマシデに似るが、クマシデに比べて厚感がある
果穂が大量につき、穂状で垂れる雄花が特徴的
ミツバアケビ
ツル性木本で小葉は三枚で波状の鋸歯がある
実は食用になる
バイカツツジ
葉は互生で、楕円形
葉柄が長く、長い腺毛が多い
コシアブラ
葉は互生し、大型の掌状複葉
小葉柄があり、樹皮が白色の平滑である点でトチノキと区別できる
トウカエデ
ムクロジ科カエデ属
葉は対生し、きれいに3裂する
徒長枝(幹や太い枝から上方に向かって伸びる枝)の葉は大きく、切れ込みが深く、鋸歯が出やすい
樹皮は粗く縦に裂けて剥がれる
ニシキギ
葉は対生し、ひし形状
枝は4稜(断面が四角になる)があり、時にコルク質の翼がでる
自生種の翼は小さい
感想
縦走の感想としては、最初如意ヶ岳に行くまではめちゃくちゃ楽しかったが、ショートカットとして比叡平と山中町を通る道(一般的な登山道ではなく、道なき道)がめちゃくちゃしんどかった。
比叡山は山頂に着いたときは最高だったが、総じて早く帰りたかった笑
わからない植物が多すぎてもやもやしながら歩いていた。
下賀茂神社の植生 Part3(2021年4月17日,18日)
調査地
下賀茂神社の参道の両脇の植生
植生
ウバメガシ
ブナ科コナラ属
葉は互生し、枝先に集まってつく
樹皮は縦に裂ける
ヒサカキ
サカキ科ヒサカキ属
葉は互生し、葉裏は葉脈が目立つ
枝先には人の爪のような冬芽がつく
マサキ
葉は対生で枝先にやや集まってつく
枝が緑なことが特徴
葉裏で葉脈が緑色の筋として見える
シラカシ
ブナ科コナラ属
葉は互生し、ウラジロガシと並んで細い
ウラジロガシと比べて鋸歯が低く鈍く、葉面が波打たないなどの特徴がある
スダジイ
ブナ科シイ属
葉は互生し、葉裏が金色を帯びる
葉先半分に鈍い鋸歯がある
ツブラジイと比べて葉身が大きく丸みを帯びる
カツラ
カツラ科カツラ属
特徴的な葉であるので見分けが簡単
イチイガシ
ブナ科コナラ属
葉は互生で先半分に鋸歯がある
葉裏の色は白っぽくなる
葉柄に毛が密生し、淡い褐色に見える
ヤブツバキ
ツバキ科ツバキ属
葉は互生し、やや広い楕円形で細かい鋸歯が多数並ぶ
白く滑らかな樹皮
ヒイラギ
モクセイ科モクセイ属
モクセイヒイラギと比べて鋸歯が少なく鋭く、葉身が小さい
老木ほど全縁のものが多くなる
カクレミノ
ウコギ科カクレミノ属
きれいに三中裂する葉がカクレミノの特徴であるが、変異も多い
成木や枝先の葉は不分裂葉が多い
樹皮は白っぽっく平滑
エノキ
アサ科エノキ属
葉は互生で、先半分に鋸歯がある
基部から伸びる三行脈が目立つ
ウメ
バラ科サクラ属(スモモ属)
葉柄が赤くなることが多い
カナメモチ
バラ科カナメモチ属
葉は互生で小さいが鋭く硬い鋸歯が全体にあり、葉柄に鋸歯があるものも多い
若葉は赤みを帯びる
マテバシイ
ブナ科マテバシイ属
葉は互生し、全縁
葉裏は褐色を帯びていて光沢がある
枝は緑色で五陵がある
タラヨウ
モチノキ科モチノキ属
葉は互生で楕円形、硬い鋭い鋸歯がある
主脈が凹んで裏面で浮き上がっている
3枚目の写真からもわかるように葉裏を傷つけると茶色い文字が浮かんでくるので別名ハガキノキとなっている(3枚目は落ち葉)
感想
上で挙げた植物以外にも、ケヤキ、アオキ、アラカシなどがあった。
ウバメガシやマテバシイを何枚も撮ってしまい、まだ目が悪いことを実感。
吉田山の植生 Part1 (2021年4月12日)
調査地
今出川通り付近から吉田山に登ったところ(水色線内)
植生
カナメモチ
バラ科カナメモチ属
葉は互生し、棘状の鋭い鋸歯が特徴
若葉が赤みを帯びるのも特徴
オオカナメモチと違うこととして、葉が(オオカナメモチと比べて)小さいとや葉の先端が長くなること、葉柄に鋸歯があることが挙げられる
サカキ
サカキ科サカキ属
葉は互生
裏は則脈がほとんど見えない
枝先に爪のような冬芽があるのが特徴
シキミなとともに常盤木の代表的な樹種
ヒサカキ
サカキ科ヒサカキ属
葉は互生する
サカキと違い鈍い鋸歯を持ち、葉先はわずかに凹む
また、サカキと違い葉の裏面は葉脈の網目が目立つ
そしてサカキと似た冬芽を枝先につける
トベラ
葉は互生し、枝先に集まってつく
日向の葉ほど二枚目の小さい葉のように縁が裏にまくことが特徴
ソヨゴ(?)
モチノキ科モチノキ属
葉は互生で、よく波打つ
樹皮は灰白色で、皮目が縦につながる
ガマズミ
ガマズミ科ガマズミ属
葉は対生し、波状の鈍い鋸歯がある
葉柄は粗い短毛が密生している
コバノガマズミ
ガマズミ科ガマズミ属
葉は対生し、全体に星状毛があるのでふわっとした感触
ガマズミと比べて葉柄、葉が一回り小さい
クスノキ
葉は互生し、縁がよく波打ち、三行脈が目立つ
葉脈の分岐点にはダニ室がある
ハナゾノツクバネウツギ
スイカズラ科ツクバネウツギ属
葉は対生し、やや厚く、光沢が強い
リョウブ
リョウブ科リョウブ属
葉は互生し、枝先に集まってつく
樹皮は鱗状にはがれ、花は白色く総状花序につくと
落ち葉
感想
名前を挙げた植物以外にも、モチツツジ、アラカシ、シラカシ、ヤブツバキ、アオキ、ネズミモチ、ソメイヨシノ、イロハモミジ、アカマツ、シュロ、ササなどが生育していた。葉のサイズが結構バラバラでリョウブとトベラを何枚もとってしまったが、特徴的な葉の付き方をしているので次からはしっかり見分けられると思う。クスノキは大学のシンボルツリーであるにもかかわらず、いまだにしっかり見分けられない。
下賀茂神社の植生 Part2(2021年4月10日)
調査地
Part1で調査した河合神社西部から少し北上した場所。
植生
ヤツデ
ウコギ科ヤツデ属
葉は互生で、枝先に集まってつく
葉が深くいくつにも裂けるので見分けは容易
年末にかけて白い花を複数つける
アラカシ
ブナ科コナラ属
互生
葉の上半分にのみ大きく粗い鋭い鋸歯を持つ
シラカシ
ブナ科コナラ属
葉は互生
アラカシと比べて細長く、鋸歯もまばらで鋭さも少ない
ヒイラギモクセイ
モチノキ科モチノキ属
葉は対生し、6~10対の棘状の鋸歯を持つ
ヒイラギと比べて鋸歯の数が多いこと、葉が大きいなどの違いがある
ヒイラギとギンモクセイの雑種
テイカカズラ(?)
葉が対生するつる性の常緑樹
写真にもあるように実生は葉脈に沿って白くなる
トベラ
葉は互生して、枝先に集まってつく
シャリンバイとよく似るが、トベラは全縁である
ヤエヤマブキ
バラ科ヤマブキ属
葉は二列に互生する
大きい鋸歯の方にさらに鋸歯が入る重鋸歯を持ち、葉の先端は尾状に伸びる
ヤマブキは5枚の花弁からなるが、ヤエヤマブキは写真のように八重咲している
ヤブツバキ
ツバキ科ツバキ属
葉は互生
葉身の全体に細かい鋸歯がある
タイリクオドリコソウ
シソ科オドリコソウ属
葉は対生し、卵状三角形から広卵形
マサキ
葉は対生し、稀に互生
葉の先端が鋭くとがり、基部を除くすべての場所に細かい鋸歯がある
ギンモクセイ
モクセイ科モクセイ属
葉は対生、鋸歯なし
葉身は波打ち、先端は鋭くとがる
葉の裏は黄緑色
感想
見分けをつけることが難しく、マサキの葉を何枚もとってしまった。手元に何枚もある状態で比較したら同じなのが分かるが、別々に生えていたらわからない…
他にも笹が繁茂しているところがあったり、イチョウの実生があったりした。
下賀茂神社の植生 Part1(2021年4月9日)
調査地
下賀茂神社の駐輪場(河合神社西部)付近に生えている樹木を調べた。
植生
モチツツジ
枝先に輪生状に集まってつき、春葉と夏葉がある
葉と若い枝に毛が密生する
マテバシイ
ブナ科オニガシ属
枝先に集まってらせん状につく
ブナ科で最大の葉をつける常緑樹
先端が急に狭くなって短く尖り、裏は薄い緑色
イロハモミジ
ムクロジ科カエデ属
深く5~7分裂する
アオキ
アオキ科アオキ属
葉が枝の上部に集まってつく
上半分の葉縁に粗い鋸歯がある
葉柄に浅い溝があり、枝は濃緑色
ナンテン
メギ科ナンテン属
複葉2・3回羽状複葉
葉柄の基部は暗褐色で、さや状となって茎を抱く
クスノキ(実生)
葉は互生し、先端が尖り、緩やかに波打つ
葉柄は時に赤みを帯びる
ダニ部屋があり、ちぎると樟脳の香りがする
トウネズミモチ
モクセイ科イボタノキ属
一見偶数羽状複葉に見えるが単葉が対生している
若い枝は緑色で粒状の皮目がある
ケヤキ
ニレ科ケヤキ属
葉は互生する
基部は左右不ぞろい
側面が弧を描いて丸く尖る粗い鋸歯をもつ
ニレ科であるので葉の表面がざらつく
若い枝はジグザグに曲がる
感想
実生のクスノキは見分けがつかなかったが、ダニ部屋があり樟脳の匂いもしたのでクスノキで間違いないと考える。また、アオキが想像以上に広葉であったので、ヤマアジサイと間違いかけてしまった。え、アオキだよね…?ケヤキも自信ない。ケヤキはもう少し鋸歯が丸びを帯びているような…
4月10日に再確認しに行ったところ、アオキとケヤキで合っていた。
根拠としてはアオキは赤い実をつけていたこと、ケヤキは樹皮が灰褐色であったことをあげる。
槍ヶ岳で見られる花
槍ヶ岳周辺の紹介
槍ヶ岳
標高3180mで日本で五番目に高い山である。 日本百名山であり山人なら一度は登ってみたい山の一つだろう。氷食尖峰(ホルン)という氷河による浸食作用によってできた地形であり日本のマッターホルンの異名を持つ。他にも後述する天狗原のようなカールもみられるなど氷河地形に富んでいる。
めちゃくちゃ写真きれいじゃないですか??
大喰岳
標高3101m 日本に23座ある3000m峰の一つ
中岳
標高3084m 日本に23座ある3000m峰の一つ
南岳
標高3033m 南岳より先は穂高連峰へと続く大キレットがある。山頂からは笠ヶ岳、槍ヶ岳、燕岳、常念岳、蝶ヶ岳、穂高連峰、そして後立山の針ノ木雪渓まで見えた。
天狗原
南岳から槍沢へと下るコース 鎖や梯子がある岩場で一気に標高を落としていく。槍ヶ岳を登れた人なら問題なく下山できるコースと南岳小屋に書いてあった。他にも雪渓を通ったりとバリーエーションに富む。眺望は最高で大自然の中にいることを満喫できる最高のコースだった。
高山植物紹介
チングルマ(綿毛)
イワキキョウ
ゲンノショウコ
アオノツガザクラ
シナノキンバイ
ヤマトリカブト
イワツメクサ
ヨツバシオガマ
ヤマホタルブクロ
シナノキンバイ
ハクサンイチゲ
エゾシオガマ
ミヤマシオガマ
ヤマオダマキ
高山蝶(おまけ)