伊吹山に生えている花
こんにちは、Yama Tarouです。
先日緊急事態宣言が解除されたので近場の百名山の伊吹山に登ってきてたくさんの花の写真を撮ったので紹介していこうと思います! (撮影機器はXperiaです)
その前に軽く伊吹山についての説明。
伊吹山は日本武尊が敗れた伊吹大明神を祭る山で古くから修行の山として信仰されています。三合目あたりから花が見え始め鹿の防護ネットが張られています。山頂付近も鹿の防護ネットが張られていてネットの内と外では植生がかなり違うことが一目でわかり鹿の被害の大きさを実感しました…
ヤマガラシ
アブラナ科の植物で黄色い花を総状につける。
写真のヤマガラシはまだ咲く前ですね。
イブキグンナイフウロ
茎の上部では掌状の鋸歯を持つ葉が対生し、下部では互生している。
花弁は5つあり、紅紫色だが、変異が多い。
ヒメウツギ
長楕円あるいは狭卵形の葉を対生でつける。長楕円の白い花弁が五つある。
写真は開花前。
イブキシモツケ
これも開花前ですね…
伊吹山で初めて発見されたバラ科の低木。写真にあるような特徴的な葉をつける。花は同じバラ科シモツケ属に属するコデマリに似ている。丸い白い花弁が5つついてい花の上が平らになっており、垂直方向に雄蕊と雌蕊が突き出ている。
タチツボスミレ
ハート形の葉をつけ、茎が立ち上がる。花期が終わった後に茎が立ち上がるか立ち上がらないかがスミレと見分けるポイント。花は唇弁に濃い紫色の距をつける。
写真は花期の後。
ツルニチニチソウ
オドリコソウ
シソ科に属する植物で、葉は先がとがった卵型で鋸歯を持つ。唇型の白やピンクの花のつき方が笠をかぶった踊り子が並んで集まっているように見えることからこの名がついた。ホトケノザと近縁でよく似ている。
タツナミソウ
葉はまばらに対生していて先端が円みを帯びて鋸歯を持つ。
茎の先端に唇形の花を穂状につける。
葉も花もよく見えませんね…
ハルザキヤマガラシ
麦類に混ざって日本に導入された外来種で在来種を駆逐する恐れがある。フユガラシの別名を持ち、その名の通り辛みを持ち食用となる。
クサフジ
マメ科であるため多数の小葉と巻きひげをつける。名前は同じマメ科のフジに葉と花が似ていることに由来する。茎の上部に紫色のマメ科に共通してみられる蝶形花を持つ。
蝶形花は蜂がとまって蜜を吸う際に花弁が押し上げられて柱頭と葯が露出して蜂に花粉をつけて受粉の仲介を担ってもらえるような構造をしている。